レバンテの２部Ｂ降格の可能性は消滅か

アドセンス

　選手への給料未払い問題により２部Ｂへの自動降格の可能性があったレバンテだったが、今週バレンシア市が再建に向けた支援を決めたため、その可能性は消滅することになりそうだ。これまで市はレバンテの不透明なクラブ運営の責任を市が負う必要はないと、支援拒否の構えを見せてきたが、選手からの直訴や世論に動かされる形で債務返済に向け中期的な計画への支援を約束した。

　これまでレバンテは、市から新スタジアム建設に向けた土地を提供してもらうことで現在のスタジアムの土地を売却し借金返済に充てたい考えだったが、市はその案は「時期尚早」とし、まずはクラブの正確な債務を調査した上で再建に向けた具体案を練っていく考えを示している。

　フリオ・ロメロ会長は「経済的問題で２部Ｂに降格することはなくなった」と胸をなでおろしているが、選手からは「まずは未払い分の一部でいいから給料を受け取りたい」という意見が出ている。また、昨年に会長職を辞してからも筆頭株主としてクラブ経営に関わってきたビジャロエル氏が依然として影響力を行使しているのではないかという見方も残っており、持ち株７０％をクラブに寄付したとはいえ、市はビジャロエル氏がクラブに残っている限り「支援を打ち切る可能性もある」と語尾を強めている。

　２６年間ビジャレアルのクラブ経営に携わってきたビジャロエル氏だが、近年は独裁的とも呼べるワンマン経営によって一貫性のない決定を続けてきた...

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（引用 yahooニュース）

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